パソコンのボタン電池交換：ボタン電池の役割とトラブル
お役立ち / 2024.05.16
パソコンの内部には、様々な部品が組み込まれていますが、その中でもボタン電池は重要な役割を果たしています。
この記事では、ボタン電池の役割や、交換によって解消されるトラブルについて解説します。
この記事では、ボタン電池の役割や、交換によって解消されるトラブルについて解説します。
ボタン電池は、パソコンのマザーボード上に配置された小さな電池です。主に次のような役割を果たしています。
1. バイオスのメモリーを保持する
1. バイオスのメモリーを保持する
パソコンが電源を切っても、バイオス（Basic Input/Output System）の設定情報が保持されるため、再起動時にも正しく起動できます。
2. 時計やカレンダーのバックアップ
パソコンのクロックやカレンダー情報を保持し、正確な日時を維持します。
3. その他の設定情報の保存
パソコンの設定情報やカスタマイズ内容など、一部の情報を保持します。
ボタン電池が十分な電力を供給できなくなると、次のようなトラブルが発生することがあります。
1. 起動時のエラーメッセージ
パソコンの電源を入れた際に、バイオスの設定が失われたことを示すエラーメッセージが表示されることがあります。
2. 時刻が正しく表示されない
パソコンの時計が正確な時間を表示しなくなることがあります。これは、ボタン電池の交換が必要なサインです。
3. 起動しない、または不安定な動作
パソコンが正しく起動せず、または不安定な動作を示す場合も、ボタン電池が原因である可能性があります。
ボタン電池の交換は比較的簡単に行うことができますが、正確な手順を守ることが重要です。一般的な手順は以下の通りです。
1. パソコンの電源を切る
パソコンから電源を切り、すべてのケーブルや周辺機器を取り外します。
2. ケースを開ける
パソコンのケースを開け、マザーボードを露出させます。
3. 古いボタン電池を取り外す
マザーボード上にある古いボタン電池を取り外します。通常、クリップや小さなホルダーで保持されています。
4. 新しいボタン電池を取り付ける
新しいボタン電池をホルダーに正しくセットし、しっかりと取り付けます。
5. ケースを閉じて、パソコンを起動する
ボタン電池を交換したら、ケースを閉じてパソコンを起動し、正常に動作するか確認します。
ボタン電池は、パソコンの正常な動作に重要な役割を果たしています。
定期的な交換やトラブル時のチェックは、パソコンの安定性と長寿命に貢献します。
ボタン電池の交換には慎重さが必要です。
ボタン電池交換は正しく行わないと他の部品を壊してしまうなど更なるトラブルを引き起こす可能性もあるため注意が必要です。
当店でもボタン電池交換を承っております。
お気軽にお問い合わせください☺️