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それ、DNSのせいかも?ネット不調の直し方

お役立ち / 2025.06.20

「ページに到達できません」「Wi-Fiはつながっているのにネットが使えない」
そんな症状に悩まされていませんか?

この記事では、Windowsパソコンで起こるネットの不安定さを改善するために、特に効果の高い 「DNSの変更」と「IPv6の無効化」 の方法を紹介します。

さらに、再発を防ぐためのチェックポイントも合わせて解説します。
ネットが不安定になる主な原因
ネット接続が不安定になるとき、実はパソコンの設定や通信環境にさまざまな原因があります。
よくある例としては

・DNSの失敗

・IPv6通信の不具合

・セキュリティソフトやVPNの干渉

・時刻設定のずれ

・Wi-Fiの電波干渉

・ドライバやソフトの不具合

この記事ではまず、初心者でもできる効果的な設定改善として、DNSとIPv6の対処法を紹介します。
解決策①:DNSをGoogle DNSに変更する
DNSとは、ウェブサイトの名前を数字のIPアドレスに変換する仕組み。これが不安定だと、ページが表示されなかったり読み込みが遅くなったりします。

手順(Windows 10 / 11 共通)

1. 「コントロールパネル」 → 「ネットワークと共有センター」


2. 「アダプターの設定の変更」

3. 使用中のネットワークを右クリック → 「プロパティ」

4.「インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)」 → 「プロパティ」

5.「次のDNSサーバーのアドレスを使う」を選び、以下を入力

優先DNS:8.8.8.8

代替DNS:8.8.4.4

6. OKを押して閉じる

解決策②:IPv6を無効にする

IPv6は新しい通信方式ですが、対応していないルーターやプロバイダとの組み合わせでは逆に不安定さの原因になります。


手順
1〜3は上記と同じ
4. 「インターネット プロトコル バージョン6(TCP/IPv6)」のチェックを外す
5. OK → 閉じる → パソコンを再起動
✅ 再発防止のために確認したい4つのチェックポイント
DNSやIPv6の設定を変えても、別の要因が再発の原因になることがあります。以下を確認しておきましょう。

1. パソコンの時刻設定が正しいか
時刻がズレていると、セキュリティ証明書の認証に失敗し、ページが開かなくなることがあります。

「設定」→「時刻と言語」→「時刻を自動的に設定する」をオンに。

2. セキュリティソフトやVPNが通信をブロックしていないか
一部のソフトはDNS通信やHTTPS通信を監視・制御しています。

トラブルが続く場合は一時的にオフにして動作を確認。

3. Wi-Fiの電波が弱くなっていないか
特に2.4GHz帯は混雑しやすく、切断や遅延が起きやすいです。

可能であれば「5GHz」帯に接続、または中継機を利用してみてください。

4. ネットワークアダプタのドライバが古くないか
古いドライバや更新ミスで、接続が不安定になることがあります。

デバイスマネージャー → ネットワークアダプタ → 右クリック「ドライバの更新」で確認できます。

まとめ
ネットが不安定なとき、まず試してほしいのは次の2つ

DNSをGoogle DNS(8.8.8.8 / 8.8.4.4)に変更する

IPv6を無効にして通信を安定化させる

加えて、上記のチェックリストも見直すことで、再発防止につながります。

簡単にできる対策で改善されるケースが非常に多いので、ぜひお試しください。

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